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中田冠の官能小説

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処女とサイコパス
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処女とサイコパス - 第三十九話:旅行6

先に寝たこともあって、一番早く目覚めたのは美咲だった。携帯で時間を確認して目覚めるのが早すぎたと思いながら、慎吾の方に視線を移す。寝顔を見ていると、いつもなら幸せな気持ちになるのに、昨夜のことが頭をよぎる。ザラついた気持ちを振り払うように、慎吾の布団の中に潜り込み、股間に手を伸ばしてしまう。気持ちが沈むと慎吾の身体を求めてしまう自分に心の中で苦笑いしながらも、弄っていると手の中でだんだん大きくなってくるのを感じると嬉しくなってしまう。

寝てても、大きくなるんだ。可愛い。

そんな風に思いながら寝顔を見ていると、ゆっくりとその目が開いた。

隣でゴソゴソされて眠りが浅くなってきているところに、次は股間に違和感。昨夜のこともあり、また由紀かと思ってゆっくり目を開くと、覗き込んでいる美咲の顔が飛び込んでくる。

「何してるんだ?」

「おはようございます。」

「いや、おはようございますじゃなくて。」

「これ、触ってるんです。寝てても大きくなるんですね。」

「触って、大きくして、どうするんだ?」

「入れて下さい。」

「なにを?」

「その。。これを。。。」

「これじゃ分からないだろ。」

「分かってるくせに。。意地悪です。。オチンチンを。。。」

目覚めたばかりで好きなようにされていた慎吾だったが、覚醒してくるにつれ、からかう余裕が出て来た。
初めは悪戯気分で余裕の笑みを浮かべていた美咲だったが、恥ずかしいことを言わされることになってしまってからは、顔がどんどん赤くなり、困ったような恥ずかしそうな表情へと変わっていく。

「どこに?」

「アソコに。」

「アソコじゃ分からないな。」

「うぅ。。。私のオマンコに入れて下さい。」

こいつは、本当に可愛い反応するな。

上体を起こすと、美咲の上に腕立ての格好で覆いかぶさる。慎吾が体勢を入れ替えても大切そうに持っていたモノを自分の大切な場所へと誘導すると、もう一方の手で下着をずらし、割れ目にあてがった。
これから愛撫を始めようとしていた慎吾は、先端に感じる水っぽいヌメっとした感触に驚く。

「美咲、いつの間にこんなに濡らしていたんだ?」

「すみません。慎吾さんのを触ってる時に、自分のもつい弄ってしまってました。」

「俺のを触りながらオナニーしてた訳か。こんなにエロい女になってるとはな。」

「慎吾さんのせいじゃないでぅぁあああ!。。んんん!。。。」

反論は頭が痺れるような快感によって遮られてしまう。突き上げられるたびに、圧迫感があるにも関わらず、それを上回る快感に襲われる。夢中で背中に腕を回し、しがみつくように抱きしめる。喘ぎ声を必死に堪えながら抱きついていたのだが、2人の身体の間に慎吾の手が入ってくると、邪魔をしないようにと気を遣ったのか、胸を揉んで貰えるとの期待からなのか、美咲本人も意識しないうちに自然と腕の力を弱め、2人の間に空間を作る。自由になった手は浴衣をはだけさせ、柔らかな膨らみの形を卑猥に歪め、コリっとした先端を指で器用に転がし始めた。
身体の内部から来る強い刺激とはまた違った快感が追加され、快感の波に溺れていくような錯覚を覚える美咲の耳に慎吾の声が聞こえてくる。

「しかし、こうして見ると、浴衣っていうのは大胆な服だな。脱がさなくても、ボタンを外さなくても、ただ胸元を左右に広げるだけでオッパイを揉めるし、脚元をはだけるだけで挿入までできてしまう。」

快感のせいではっきりしない頭に、慎吾の目に写っているであろう自分の淫らな姿が思い浮かんでくる。そのイメージのせいで気分的な興奮もプラスされ、絶頂に向けて加速していく。

「慎吾さん、早くイッて下さい。私、もう。。。はぁはぁ。。。私の中でイって下さい。孕ませて下さい。。。んん!。。。はぁはぁ。。んぁ。。んん。。。」

「ああ、出してやる。もうこっちも。。。」

「んん~~~!」

抱き締め合いながら、2人同時に絶頂を向かえているところに、突然、スーッ、バンッ!と、音を立てて、入口側の襖が勢い良く開かれた。その音にビクっとしながら2人が顔を向けると、驚きと、気まずさの入り交じる複雑な表情をした若女将が立ち尽くしていた。

処女とサイコパス - 第三十八話:旅行5

風呂場から部屋に戻ると、夕食を頼んでいた時間まであと僅かとなっていた。

「1時間近くも入ってたのか、こんなに長く風呂入ったの初めてだ。」

「眺めも良かったですし、それに、、、、もしちゃいましたし。」

「そうですよ。慎吾さんが所構わず発情するから。」

「あれだけ濡らしてたくせに、よく人のこと言えるもんだ。」

旅館に備え付けられていた浴衣をタンスから取り出しながらそんな話をして笑っていると、扉の外から女性の声が聞こえてきた。

「お食事、お持ちしました。」

恥ずかしい会話を聞かれたかなと気恥ずかしい雰囲気になり互いの顔を見合わせながら、慌てて浴衣を着て取り繕うように冷静な声で慎吾が返事をした。

「お願いします。」

返事をすると、若女将と仲居数人が料理を運び込んできた。豪華な料理が次々と座卓に並べられていく、3人で食べ切れるだろうか。と、思うほどに大きかった座卓が埋め尽くされていく。
並べ始められてすぐは美味しそう。と喜んでいた3人だったが、配膳が終わり、料理の説明も終えて仲居と若女将が部屋を出ていく頃には3人とも、あまりの量に圧倒されてしまっていた。

「凄いね。」

「凄いな。」

「食べ切れますかね。」

「まぁ、頂こうか。」

「いただきます。」

気を取り直して、食べ始めると、口々に

「うまい!」
「美味しい!」
「ん~、最高!」

絶賛しながら次々と箸を伸ばし、これ美味しいよ。これも美味しいよと、互いに勧めあいながら、食べ進めていく。みるみるうちに器は空になっていった。

「ふぅ~。旨かったぁ~。もう何も食べられない、動けない。さすが老舗旅館って味だったな。」

「美味しいからついつい食べちゃいましたが、凄い量でしたね。旅行終わったらダイエットしなきゃ。。。」

「食べきれないかと思った量だったのに、食べきっちゃいましたね。美味しかったけど、この後のダイエット大変そう。。。」

それぞれにいつもより膨らんだお腹をさすりながら、幸せそうな顔をしながらも、口々に苦しそうな声で呟くのだった。
しばらくして、食器を下げに若女将と仲居数人が来てくれた。テキパキと慣れた様子で下げていくのだが、ガシャーン!と大きな音に驚いて視線をやると、若そうな仲居が座布団に躓いたようで食器をぶちまけていた。

「何してるの!足元にも気を配りなさいと何度も言ってるでしょ!早く雑巾持ってきなさい!」

温和で上品な雰囲気の若女将が声を荒げて叱りつける様子の方が、仲居が食器をぶちまけたことよりも3人にとっては印象的だった。

「お客様、大変申し訳ございません。なにぶん新人なものでご容赦下さい。」

慎吾たちの方に向き直った若女将はさきほどの激高ぶりが嘘のように、上品な仕草で頭を下げ謝罪した。

「大丈夫ですから、頭を上げて下さい。」

恐縮したように美咲が答えると、それでも申し訳なさそうにもう一度頭を下げてから、散らかったものも片付け、その後布団も敷いて、さり際に若女将も仲居も全員そろって頭を下げてから部屋を出て行った。

「若女将って、見かけによらず厳しいんだね。ビックリしちゃった。」

「本当に、こけたぐらいであんなに怒られるなんて、仲居さんの仕事も大変だね。」

「老舗の旅館ともなると、従業員の質も高く維持するために、厳しくする必要もあるんだろうな。」

少し重い空気になったのを切り替えようと思ったのか、由紀が鞄からトランプを取り出した。

「気を取り直して、トランプでもしませんか?こんな時でもないとやらないですよね?」

「トランプなんて久しぶりだな。暇だしやろうか。」

「良いですね!私も久しぶりにやりたいです。修学旅行以来かも。」

ババ抜き、大富豪など、しばらくは楽しく遊んでいた3人も、旅行の疲れもあって欠伸が増えてきた。そしてついに、美咲がダウン。慎吾の隣で横になって寝息を立て始めた。

「美咲?寝てしまったか。朝早くから弁当作ってたみたいだしな。」

「ほんとだ。寝てしまいましたね。かなり歩きましたし。」

慎吾は隣で眠っている美咲を抱き上げ、布団の中に寝かせてやった。

「俺達もそろそろ寝るか。」

「そうですね。」

電気を消し、布団に入ると、慎吾はすぐにウトウトし始めた。頭の披露や精神的な披露は仕事で頻繁に感じるが、普段はあまり運動しない慎吾にとっては、長い距離を歩いたことによる肉体的な疲労感で眠くなるというのは久しぶりの感覚だった。心地良い微睡みの中に沈みかけたところで何かが布団の中に入ってくる気配がして、現実に引き戻された。面倒くさそうに目を開くと、艶っぽい表情をした由紀の顔が間近にあった。

「何してるんだ?」

「  して下さい。」

恥ずかしそうに小声で言いながら、慎吾の股間を弄り始める。

「あれだけ歩いたんだ。お前も疲れてるだろ?それに、今日はもう2回もしたじゃないか。」

「その2回とも、出すときは美咲の中だったじゃないですか。たまには私の中に出して下さい。」

由紀は自分の浴衣をはだけさせ、露になった胸元に慎吾の手を導き、慎吾の浴衣もはだけさせ、胸元にキスを降らせながら、パンツの中に手を突っ込み、まだ元気の無いモノを弄び始めた。

「まったく、美咲が隣で寝てるんだぞ。」

「こんな時ぐらい、私のこと見て下さい。」

美咲の方に首をひねる慎吾の頬に手を添えて、上を向かせると強引に唇を重ねた。

どうして私こんなことしてるんだろ。この人は、親友の彼氏で、私はたまに3Pの相手をするだけのスパイスなんだって自分に言い聞かせてきたのに。今回だけ、今回だけ許して美咲。

以前、夜這いをかけた日以来、3人で楽しむ頻度は増えたものの、いつも必ず最後は美咲の中で発射して、2人同時に絶頂して幸せそうにしているのを見せつけられていた由紀。3人での行為は楽しいし気持ち良いし、幸せそうにしている美咲を見るのも嬉しかった。しかし、その度に自分は真の意味で女として求められていないんだ。と、寂しい思いになることも事実だった。
旅先といういつもと違う環境が、ずっと押さえつけていた感情を開放してしまったのか、隣で眠る慎吾を見ていると抑えきれなくなり慎吾の布団の中に潜り込んでしまっていた由紀は、心の中で美咲に謝りながらも、慎吾を求めた。

「ムスコさんは私の中に入りたいみたいですよ。」

弄っていたモノがムクムクと大きくなってくるのを感じた由紀は悪戯っぽい笑みを浮かべて挑発的なセリフを言うと、慎吾のパンツを膝あたりまでずりさげ、股間の上に跨って、右手で勃起した肉棒を持ち、左手で自分の下着を横にずらして、すでに濡れ光る割れ目を露出してあてがった。

「そんなに弄られたら、誰だって生理現象で勃つだろ。んっ。。」

「ああっ。。。ん~。。。」

由紀に反論し終わるかどうかの瞬間、暖かなものに包まれ快感がかけあがった。由紀が思わず喘ぎ声を漏らし、慎吾の上に崩れ落ちる。

「はぁはぁ。。。入れただけで軽くイっちゃった。。。私の中でイかせてみせますから、少し待って下さい。」

力の入らなくなった身体を懸命に動かし、中に慎吾の肉棒の感触を感じながら抽送し始める。

ん?由紀?なにやってるの?え?慎吾さんとしてる?

由紀の喘ぎ声のせいか、動く気配のせいか、美咲が薄っすらと目を開いた。 が、見えた光景にビックリしてすぐに閉じた。

「んっ。。んっ。。いつも美咲の中にばっかり。今回だけは、私の中でイって下さい。女の幸せ感じさせて下さい。。。んっ。。んっ。。。」

そう言えば、いつも私の中に出してくれてる。私との赤ちゃんならできても良いって思ってくれてるからなのかな。由紀は、寂しい思いしてたのかな。私が起きてるって気づいたら止めてくれるのかな。でも、そうすると由紀がまた寂しい思いするよね。今回は由紀に譲ろう。気づかないフリして寝よう。これは夢、夢って思い込んで。。。

美咲が目を醒ましていることに気づくこともなく、由紀は快感に溺れそうになっていた。

「早くイって下さい。じゃないと、またイっちゃう。。。はぁはぁ。。。」

耳元で懇願しながら、懸命に腰を振る由紀。動くほどに自分が快感に耐えられなくなり、うまく動けないジレンマに陥っていた。

美咲の前では、こんな態度とったことないのに、寂しい思いしていたんだな。

美咲に悪いという気持ちもあったが、今は健気に求めてくる由紀を満足させてやりたいという気持ちの方が強くなってしまっていた。

「いくぞ。」

「え?んん!んっ。んっ。んっ。ん~。ダメっダメっ、イってるイっちゃってる。。。」

「中に出して欲しいんだろ?」

突然下から突き上げ始めた慎吾にしがみついて、快感に耐えながら、首を縦に振り、出して欲しい意思を必死に伝える。快感で意識が遠のく中、強く抱きしめられた直後、お腹の中に暖かいものが広がっていくのを感じた。

妊娠できない身体なのに、何やってるんだろ。それでも、この感覚はやっぱり幸せを感じる。中出しされる感覚もそうだけど、慎吾さんと一緒にイけるから、こんなに満たされるような気持ちになれるのかな。

「こんなことしてすみません。でも、嬉しかったです。ありがとうございました。」

気にするなと伝える代わりに、頭をくしゃくしゃっと撫でた。
しばらく慎吾の上で快感の余韻に浸っていた由紀だったが、朝になって美咲に目撃されるのを避けたかったのか、自分の布団へと戻っていった。

あっ、慎吾さんのが溢れてきてる。下着が濡れて気持ち悪いのに、嬉しくも思ってしまうなんて変なの。美咲、ごめんね。慎吾さんは美咲のものだって分かってるのに、こんなことをしてしまう弱い私を許して。幸福感と罪悪感に心を揺らしながら眠りについた。

2人が険悪になったら、俺のせいになるんだろうな。俺にはこんな心配する資格もないか。
そう言えば、1人で寝るのは久しぶりだな。これが普通のはずなのに、ずっと隣に美咲が居ることに慣れてしまうと、少し寂しい感じがするものなんだな。美咲が今の関係に嫌気がさして離れていったら、耐えられるんだろうか。美咲と出会うまではこれが当たり前だったはずなのに。

美咲の寝顔を見ながら色々と考え始めてしまったが、疲労のおかげで、すぐに眠りにつけたのだった。

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