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中田冠の官能小説

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処女とサイコパス - 第二十五話:美咲と由紀

親戚の葬式のため実家に帰った翌日の夕方、予定通りに帰ってきた美咲は、迷惑をかけましたと謝罪して、帰りに食材を買ってきたからと由紀と一緒に夕食の準備に取り掛かかった。
普段と変わらず3人で食事を取り、いつものように過ごした3人。そろそろ寝ようかという時になって、ベッドに入って美咲は異変に気づいた。

あれ。。。いつもと違う匂いがする。。。もしかして由紀がよく付けてる香水の匂い?前に3Pしてからベッドのシーツ洗ったよね。。。由紀、私が留守してる間にこの部屋に来たのかな?。。。

慎吾を問い詰めることもできずに、悶々と考え込んでしまう。

これって、嫉妬なのかな。。胸の辺りが苦しい。。。私から告白はしたけど、慎吾さんは、玩具とか奴隷ぐらいにしか思ってないだろうから、こんな感情ぶつけてしまったら、離れていっちゃうよね。。。でも、凄くモヤモヤする。。。どす黒い感じのする感情。。。独占欲?捨てられたくない?大切な人を取られたくない?どうして取ろうとするの?2人とも同時に失っちゃうなんて絶対イヤだ。。。慎吾さんと、由紀に対してこんな気持になるのがもっとイヤだ。。。助けて、慎吾さん。。。

浮気をした本来なら責める対象のはずの慎吾にすがってしまう美咲。慎吾に気持ちよくしてもらえば、このイヤな気持ちも吹き飛ばしてくれるんじゃないか。そう思って声をかけてしまう。

「慎吾さん。」

「悪い、明日早いんだ。話なら帰ってから聞くから寝かせてくれ。」

藁をも掴む思いで慎吾に助けを求めるようにして声を掛けたのに、美咲が昨日のことを気づいているなんて思いもせず、背中を向けて寝てしまう慎吾。由紀と2人きりでエッチして、自分とエッチするのがイヤになってしまったから断られたんじゃないか。声をかける前よりも、さらに落ち込んでしまうことになってしまった。ますます胸が苦しくなり、なかなか寝付けない美咲。慎吾が眠りについてから数時間してやっと眠った美咲が朝になって目を覚ました時には、慎吾は隣に居なかった。すでに仕事へと出かけた後だった。

「おはよう。」

「おはよう。あれ?慎吾さんは?」

「今日は早いみたいで、もう仕事に行ったみたい。」

「そっか。」

由紀と2人きりの朝食、なんとかいつも通りにと心がけてはいる美咲だったが、元気が無いような、笑顔もどこか引きつったような、無理して笑っている感じを受ける。いつもと違うのは由紀から見ると明らかで、心当たりもあるため、由紀までがぎこちなくなってしまう。言葉少なに準備を整え、一緒に登校する2人。
学校でも、言葉数少なく、重苦しい時間が続き、どちらもがなんとかしないと、そう考えてはいるものの、いざ、話してしまうと友達関係が崩れてしまうんじゃないかと、どちらもが臆病になってしまっていた。結局、学校では必要最小限の言葉しか交わさず帰路に着いた2人、家に帰り着いて、いつものように美咲がお茶を入れてくれた時、由紀が意を決して問いかけた。

「今日は元気ないけど、何かあった?」

自分が居ない時に慎吾の部屋に行ったのか聞いてしまったら、これから友達として居られなくなるんじゃないか。このまま気づかなかったフリをしていれば、自分さえ我慢すれば、今の3人の生活が続けられる。今日1日ずっとそう思ってきた美咲だったが、それと同時に、嫉妬してイヤな気持ちのままで居るのも辛い、さらには、もし慎吾と由紀の関係が深まり、自分の居場所が無くなってしまったらどうしよう。色々と考え込んで沈黙が続いたが、ついに口を開く。

「私が居なかったとき、慎吾さんの部屋に行った?」

・・・・・・

その事ではないかと予想はしていたものの、実際に聞かれると、罪悪感で胸が締め付けられる感覚を覚え、緊張で鼓動が早まり、しばらく押し黙ってしまうが、重い口を開き始める。

「やっぱり、その事だったんだ。ごめんね。慎吾さんに聞いたの?」

「ううん、ベッドにね。由紀の香水の匂いが微かに残ってた。」

「そっか、そんなので分かっちゃったんだ。本当にごめん。でも、信じて、美咲から略奪しようとか、そんなことは思ってないの。ただ甘えたかったんだと思う。でも、こんな女と一緒に居たくないよね。。。」

「違うの、責めたいんじゃないの。由紀が他の人とエッチはするな。なんて言われてるの知ってるし、こんな状況にしたのも私が慎吾さんに相談したのが原因だし。責める資格もないって自分でも分かってるの。それでもイヤな気持ちになっちゃったの。今日も普段通りしようと思ってたのにできなかった。。。」

「慎吾さんのこと好きなんでしょ。イヤな気持ちになって当たり前だよ。私のこと責めて、罵っても当然なんだよ。どうして普段通りできなかった自分を責めてるのよ。。。」

「好きだよ。でも、由紀のことも大切なの、ずっと友達で居たいんだもん。それなら気づかなかったフリをして私が我慢すれば済むんだって思うしかないじゃない。」

「どうして、そんなに良い子なのよ。美咲がそんなだったら、私だけが汚らしい存在みたいに思えてきちゃうじゃない。」

これまで、何人かの彼氏と関係もあり、援交までしていた由紀にとっては、慎吾と出会うまで純血のままでいた美咲がとても純真で綺麗な眩しい存在のように思えていた。それに対して、自分は汚れていると感じることが多々あった。3人で暮らすようになってからは、さらにその思いは強くなった。美咲と慎吾の馴れ初めをしらない人間からしてみれば、良いマンションに住み、仕事もできて、顔もカッコイイ。俗な言い方をすれば超優良物件と言える慎吾。まったく男と接点の無かった美咲が、そんな優良物件と突如付き合い始めたことがすでに羨ましい状況とも言える。由紀が中出しを求めても、事情を説明する前はきっぱりと断られたのに、3Pのときも最後は必ず何の躊躇もなく美咲に中出し。美咲もとても幸せそうにしているのを見て、汚れた自分と純真無垢な美咲との差をまざまざと見せつけられているように感じていた。そんな思いを吐露してしまっていたのかもしれない。

「違う。そんなんじゃない。良い子なんかじゃない。由紀と出会えたお陰で、初めて学校が楽しいって思えたの。これからも由紀と一緒に楽しい大学生活送りたいの。慎吾さんの側にも居たいの。我慢するのが私にとって一番良いことなんだって思っただけなの。」

「だから、自分にとってどうすれば良いのかって考えるのは当然なの。でも、慎吾さんや、私を責めずに自分が我慢すればって考えに帰結してしまうのが特別なのよ。」

声を荒げ、涙目になりながら言い合っていた2人だったが、由紀が予想もしなかったことを美咲が弱々しく自信なさげに言い出した。

「だって、私は慎吾さんのこと好きだけど、慎吾さんは私のこと都合の良い女ぐらいにしか思ってないだろうし、由紀の方が綺麗で魅力的だし、由紀の方に行っちゃうかもって。。。」

3人で暮らし始めた頃から、羨むほど良い関係の2人だなと思っていた由紀にとっては、浮気をされたから怒っているのだと、自分を恨んでいるのだと思っていたら、慎吾が美咲を好きじゃないとか取られてしまうとか、由紀から見れば、心配しなくて良いことで心配して悩んでいたんだ。そんなことで、こんなに言い合いしていたんだと思うと、思わず笑いだしてしまった。

「あははははは、なにそれ、そんな風に思ってたの?」

「笑わないでよ~。由紀はどうなの?略奪しようとは思ってなかったって言ってたけど、慎吾さんのこと好きじゃないの?」

「うーん。。。好きか嫌いかで言えば好きなんだと思う。それに慎吾さんとのエッチは凄く気持ち良いから、借金の条件として始めた3Pだけど、もっと頻繁に誘ってもらっても嬉しいぐらいに思ってる。。。でも、美咲から奪って恋人になりたいとか、そういうのは無いかな。3人で今の関係を続けていけたら嬉しいって思ってる。」

「やっぱり慎吾さんって、エッチ上手いんだ。初めての人だから、エッチってこんなに凄いんだって、皆凄い気持ち良いことしてたんだなって思ってた。慎吾さんのは特別だったんだね。。。私も今の3人の関係が続くのが嬉しい。ずっと続けば良いなって思ってる。」

「私、出ていかなくて良いの?3Pだけじゃなく、また、美咲に隠れて慎吾さんとエッチしちゃうかも知れないよ?」

「ええ。。。それはイヤだな。。。私だけを見て欲しいって気持ちもあるんだよ。。。でも、由紀は他の人とできないから辛いんだよね。。。3人で暮らしてるのに、独り占めしちゃうのも悪いよね。。。由紀なら、たまになら良いよ。。。」

苦悩しながら、辛そうな表情で、由紀のことを気遣って了承する美咲を見て、由紀はまた笑ってしまう。

どうしてこの子は、こんなにも人のことを思えるの。自分のいない間に彼氏と関係を持つような女、普通は許せないはずなのに、私なら彼氏も友達も許せない。他のもっと良い男を探してやるって気持ちになってしまうだろうな。。。美咲には敵わないや。。。

「冗談だって、美咲はどこまでお人好しなの。。。絶交されてもしかたないようなことしたのに、そんな風に言ってくれてありがとう。」

「ううん、お礼を言われるほどのことじゃないの。。独占したいって気持ちより、慎吾さんの側に居られれば良いって思うしかないぐらい自信が無いだけだから。」

「どうしてそんなに自信が無いの?仮に私が誘惑しても慎吾さんは奪えないって。美咲は一方的に好きだと思ってるみたいだけど、慎吾さんの方も好きだと思うよ。少なくても特別な存在だと思ってるんじゃないかな。一緒に暮らして、側で2人のこと見てきた私が、そう思ったんだから、たぶん間違いないよ。」

慎吾さんは美咲が調子に乗るから言わないようにって言ってたけど、私が2人を見てきた感想を言っただけだし良いですよね。

「本当にそう思う?まだ1度も好きって言ってくれたことないよ?。。。」

「慎吾さんって、そもそも、好きって言ったり、ラブラブイチャイチャするタイプじゃ無いだろうし、美咲~好き~とか言って甘えてきたりしたら気持ち悪くない?」

「ぷっ。。。あはははは。ほんとだ想像しただけで気持ち悪い。」

「ああ~!気持ち悪いって言ってたって、慎吾さんに言ってやろ。」

「ええ!由紀が言ったからでしょ。酷い誘導だよ。もう!」

「あはははは。」

朝からの重い空気がなんだったのかと思ってしまうほど、2人で声を出して笑いあった。相手が由紀だったからなのか、すでに3Pでは一緒にエッチをした仲だったからなのか、美咲が異常なのかその全てなのか。気持ちを打ち明けたことで、モヤモヤしていた気持ちも和らいだ。不安でたまらなかった慎吾の側に居られなくなるという心配も、由紀から見ていると慎吾も美咲を特別に思っているんじゃないかと聞いて、慎吾の側にいられるんだと思えた。由紀と軽口を叩き合って笑っているのが心底楽しくて好きな時間なんだと再認識した。





この2人、何があったんだ。。。前から仲は良かったけど、なんというかいつも以上というか、元気というか。。。

仕事から帰り、3人で食事をしていた慎吾は、いつもと違う2人の雰囲気に戸惑っていた。聞かずにはいられなくなってしまい、楽しげに話す2人に割って入るように疑問をそのまま口にした。

「何か良いことでもあったのか?」

2人が顔を見合わせて、しばし間があって、由紀が口を開いた。

「美咲が留守の間に、私が慎吾さんの部屋に行ったの気づかれてしまってました。」

「ぶ~っ。。。ゴホッ。。。ゴホッ。。。ゴホッゴホッ。。。」

「由紀、そんなこと言わなくて良いのに。。慎吾さん、大丈夫ですか。」

予期せぬ返答に、口に含んでいたものを噴き出し、むせて咳き込んでしまった慎吾を、心配そうに、背中をさすって介抱する美咲。

「匂いで分かったって言うんですよ。凄いと思いません?」

「匂いで?確かに凄いが、そうじゃなくて、なぜその結果が、いつもより仲良さそうな雰囲気になっているんだ?」

自分でも驚くぐらい同様してしまった慎吾だったが、美咲の告白を承諾したわけでもなく付き合ってもいないんだからと自分で自分に言い訳して、なんとか平常心を保ったフリをしたが、内緒で他の女とエッチしていたことを美咲にバレてしまったことに今までに感じたことがないぐらいの罪悪感と、美咲の気持ちが離れてしまったんじゃないかという不安感が渦巻いた。
さらには、怒っていてもおかしくないこの状況で2人がより一層仲良さそうにしているのがまったく理解できず、困惑した表情は隠しきれず、2人を交互に見てしまう慎吾。その問いかけに美咲が応えだした。

「気づいた時は辛かったですよ。学校でもずっとモヤモヤしてましたよ。でも、正直な気持ちぶつけ合ってたら。3人での今の生活が好きなんだって、お互いに一緒の思いだったってことが分かって。ね。」

「うん。なんかね。重い感じで話してたのに、いつの間にか笑い合っちゃってたね。」

2人で顔を見合わせ、思い出し笑いなのか、また笑顔になりながら話すのを見てますます困惑してしまう慎吾。

「はぁ。。。聞いてみたところで、俺にはさっぱり分からん。。。」

浮気がバレると怒鳴られたり、ビンタされたり、モノが飛んできたりするドラマやアニメで見るけど、あれは嘘だったのか?浮気相手とますます仲良くなるのがリアルなのか?

まったく理解が追いつかず、困惑したまま楽しげに話す2人を眺めながら食べ終えた慎吾は、そのまま風呂に。美咲と由紀は食器を洗いながら話し始めた。

「あんなに噴き出すほど取り乱した慎吾さん初めて見たかも。」

「だから言ったでしょ。美咲のことなんとも思ってなければ、あんな反応しないって。」

「そうなのかなぁ。少しぐらいは私のこと気にかけてくれてるのかな?」

「気にかけてるって。美咲は凄く魅力的なんだから、自信持って良いって。」

美咲のように汚れを知らない純粋な子にしか、慎吾さんの気持ちは向かないんだろうな。浮気されたからって怒ったり、別れて他の男に行こうなんて考えもしない、純粋に一途に慎吾さんのことだけを好きでいられる美咲が羨ましい。。。

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