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処女とサイコパス - 第四話:二度目の遭遇

ふぅ、今日の分はこれで終りか。思った以上に早く片付いたな。復讐心っていうのは人間の原動力になるっていうのは真実のようだ。仇討ちとか、復讐のために人生の大半をかけて苦難を乗り越えていくなんていう物語をよく見かけるが、なるほど、身をもって実感できた。

早く仕事を終わらせることができた慎吾は、美咲が降りた駅近くの喫茶店から、駅へ歩いていく人間を1人1人、ターゲットを見逃すまいと観察していた。

ターゲットではないが、一組のカップルが気になり目で追ってみると。50代ぐらいの男性と学生らしき女性というアンバランスな組み合わせのカップルが人気のない脇道からコインパーキングにある高級そうな車へと周りを気にしながら移動して乗り込んだ。

親子って雰囲気でもないし、援交でもやってるのか?面白そうだし一応動画に撮っておくか。

不審なカップルを動画で撮影してからさらに1時間ほど、喫茶店に入ってからだと3時間以上も経っていた。腕時計を見ながらイライラしていたとき、見知った女が目に入る。

居た!あの女だ。大学生じゃなかったのかと自分の予想を疑いかけたが、間違っていなかったみたいだな。
さぁ、復讐の時間だ。

精算を手早くすませ、気づかれないように距離を取って追跡を開始する。今だに右手の甲はズキズキと痛む。その痛みを感じるたびに前を歩いている女への復讐心を膨らませながら。
女が電車に乗るのを見ると、足早に同じ扉まで行き、車両内を覗き込む。美咲が反対側の扉に手すりを持って立つ姿を確認して、足音をたてないように忍びよっていくとインクの出なくなったボールペンの先端を女の腰付近に突き立てた。

「大声を出すな。両手で手すりを持って動くな。」

!?!?!?!?なに?痛い!なにがどうなってるの?

腰にチクっとした痛みがくるのと同時に、耳元で低くて怖い声が聞こえて、声を出すなと言われるまでもなく、パニックになり声も出せなければ身体も動かせない。恐怖で支配されながらなんとか言われた通りにおそるおそる両手で手すりを持った。

「今朝は世話になったね。殴られた右手、まだ痛むよ。」

小声で囁きながら、左手に持ったボールペンは突き立てたまま、まだ痛みの残る右手で今朝と同じようにお尻を撫で始める。

うそうそうそ!今朝の痴漢!?うそでしょ。。。腰のあたりが痛いのってナイフ突きつけられてる?私が殴ったから仕返しに来たってこと?こんなことまでするの?殺されるかもしれない。そう思うほどの恐怖と、今朝あった痴漢のこと殴ったこと、今また痴漢がお尻を触ってきてること。頭の中は完全にパニック。ガクガクと膝が小刻みに震えているのが目に見えるほど恐怖に襲われてるのが分かる。

「お尻撫でてストレス発散しようとしただけなのに、まさかあんな暴力を振るわれるなんて。お尻撫でるぐらいじゃ俺の気が晴れないの分かるよね?刺殺されたくなければ怒らせるようなことはしないことだ。」

痴漢する方が悪い、殴られたのだって自業自得なのだが、慎吾にしてみればストレス発散を邪魔された上に痛い思いまでさせた憎い相手に仕返ししているだけで、こちらに正義があると身勝手極まりない解釈をして今の行動に至っていた。

私、こんな人に殺されるの?殺されなかったとしても酷い目に合わされる。。。もうイヤ。。なんでこんなことに。私が今朝抵抗したのがいけなかったの?

殺すという直接的な脅し、電車が揺れるたびにチクチクと痛む腰の鋭利な感触がする度に命の危機を意識させられる。強すぎる恐怖は相手への攻撃性よりも自分の何がいけなかったのかと考えさせてしまう。どうしたら許してもらえるのか。どうお詫びすれべ良いのか。そんなことばかりを考えてしまう。
今にも泣き崩れてしまいそうな状態になっていつつもかろうじて立っていられるのは、皮肉にも両手で手すりをという命令のおかげだった。

お尻を撫でていた手はいつの間にか女のカバンを物色しスマホを取り出し、操作し始めた。

通報アプリとか入れてるのかと思ったのに何も入ってないな。ん?この1人だけアドレス帳に写真が登録してある女の子。どこかで・・・こんな偶然ってあるものなのか?電車の中でなければ大声で笑ってしまうぐらい面白い展開じゃないか。

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